2006年02月25日

1ヶ月以上あいてしまった・・・

ホント長い間書かなくてすみません!(って、誰も読んでくれないか・・・
ちょっと、他方面への作業に従事していたので、HPも更新できていませんTT
さて・・早速ホット(?)なニュースを書き込みます。
ホットだけあって、今日爆発しましたw(ぁ
カーバイド(炭化カルシウム)に水を反応させる実験をしていて、試験管に水を入れ、大き目の三角フラスコにカーバイドを入れました。そして水を加熱して水蒸気を発生させ、それをガラス管で誘導してカーバイドにかけるというものでした。水蒸気をカーバイドにかけるところまでは見事に成功しました。が!しかし!問題はここから。水とカーバイドが反応すると、以下の式からわかるとおり

2CaC + 2HO→H+ Ca(OH)

アセチレンと水酸化カルシウムが発生します。アセチレンはかなり燃えやすい気体で、完全燃焼をすると超高温になるため、溶接に使われていたりします。
こちらの計算としては、水蒸気がアセチレンに変換されて、もう片方のガラス管から盛んに噴出す、というものでした。しかし、水蒸気量はおもったように伸びず、変換もかなり鈍い物でした。片方ガラス管から中途半端に変換されたアセチレンが微妙に噴出しているので、火をかざすとたまに ボッボッ と燃えていました。そして・・ついにそのときが来てしまったのです。水蒸気と完全反応しないままのカーバイドからは中途半端にアセチレンが発生して、普段では完全燃焼しないはずなのに、ちょうど完全燃焼する空気との混和比が最適になってしまったのです。片方のガラス管には火をかざしていたので、引火する準備もバッチリOK。次の瞬間、ガラス管にかざしていた火がガラス管から吸い込まれ、それがフラスコ内の完全燃焼体に引火。フラスコ内部の圧力は頂点に達し、気体誘導のためのゴム管が吹き飛ぶ。もちろん試験管もガラス管によって一本につながっているのでもろとも吹っ飛ぶ。こちらの記憶は、フラスコ内が真っ赤になっていた というもののみ。凄まじい音の直後に見たものは、辺りに四散した実験器具。そのうちガラス管が殉職。殉職したガラス管のお骨はあたり一面に散らばり、ものも見事に粉々。
アセチレンは、空気や酸素と絶対に混ぜないで下さい
冗談抜きで危険です。
posted by triton at 21:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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