これも、偶然発見した事なのですが、ミョウバンの飽和水溶液にエタノールを注ぐと、ミョウバンの細かい結晶が沢山出てくるというものです。
準備物は・・・
T:ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)
U:エタノール(無水でも、消毒用でもOK
V:水(水道水でOK)
と、これだけです。手順・・・
T:ミョウバンを水に溶かし、飽和水溶液を作る
U;そこに、エタノールを少しずつ加えながらかき混ぜる
と、こちらも少なめです。エタノールを加え始めると、段々液が白濁してきて、しまいには白い結晶の沈澱が現れます。これよりエタノールを取り除いて水を加えた所、再び溶けた上に溶解度もかなり高かったので、沈澱した結晶もミョウバンと考えて間違いなさそうです。
実はこの反応、ほんの気まぐれから見つけたものなんです・・・。
というのも、もともとは炭酸ナトリウムの飽和水溶液にエタノールを加えた時にエタノールが油滴化して混ざりにくかったので、ミョウバンでも同じ現象が起きるのかもしれない・・・と考え、ミョウバンの飽和水溶液にエタノールをぶち込んでみて、この反応が得られました。
原理としては、ミョウバンが溶けていた所へエタノールが無理矢理入ってきた事によってミョウバンがエタノールに押しのけられて水に溶けられなくなり、結晶として析出したと考えています。また、この結晶が本当にミョウバンであるかどうかの検証が不十分なので、とりあえずそちらの方も調べてみます。
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